現在、中古マンションの購入を検討している方も多いと思いますが、
ここでは築30~40年の公団限定ということで、タクロー独断の購入時の
チェックポイントみたいなものを書きたいと思います。

私の場合、団地住宅の購入は初めてですが、不動産の購入は
初めてではないので経験や多少の予備知識はあります。
しかし、公団の中古を検討されている方の中には住宅購入が
初めての方もいるかもしれません。
つまり、自分で得た知識と不動産仲介業者のいうことで
ほとんど判断するわけですよね。
一般的に中古マンション購入時の注意点で言われていることは、
外観の状態・設備の状況・管理の状態・収納の量などですが、
そういうことは不動産業者などのページによく書いてありますので、
調べるのは簡単です。
それはそれとして、ここで書くのは生の声、タクロー独断チェックです。
お世話になる不動産業者と購入者の視点は明らかに違います。
不動産業者は売ることが商売です。
法的にも分かっている重大な欠点(瑕疵)は伝えなければなりませんが、
それ以外の不利な点は聞かれなければ答えない場合があります。
たとえば風呂釜が壊れていたら伝えなければなりませんが
大きい問題ほどではない、ちょっとしたカビやしみ、床鳴りなどは
”現況で引渡し”と言われてしまえば購入者側の判断になる場合もあります。
最初に、築深の中古公団の場合、こんなヒトは止めとけいう方を
言っちゃいましょう。
身長の高い方、そして超肥満の方です。身分の高い方は
かまいません。![]()
(注:昭和40年代前半に建築のわが家のケースに限定したもので、建築年度により居室や開口部などのサイズは大きくなっているようです)
(そのワケは「このサイズは”いかがなものか”」をお読みください。)
ペットを飼いたい方、そして他人の音に神経質な方も避けておいたほうがいいでしょう。
さらに、地震が来ても100%助かりたい方も避けましょう。![]()
小さいお子さんをお持ちの方も要注意です。
では、タクローおすすめチェック項目です。
1.上の階の住人を調べよ
マンション系の建物では共同住宅である以上、避けられない問題のひとつに騒音問題があります。
とくに公団の古い建物は新しいマンションに比較すると、より音が伝わりやすいともいわれます。
私も住むまで、上の階の古い引き戸の音がこんなに伝わってくるとは思いませんでした。
極古の公団は和室が多いため、引き戸が多く使われていることもあります。
そのほか、自分のところでない古いブザーの音、古いアルミサッシの開け閉めの音なども聞こえます。
わが家では上の階の歩く音とか、小さいものを落とした音まで聞こえることはありませんが、そういう音も気になるという書き込みも見かけますので気にする方は要注意です。
分かりやすく言えば1階と最上階以外は騒音の被害者と加害者を兼ねているわけで
騒音をもらうのは主に上の階からですが、逆に下の階には騒音の加害者ということになります。
つまり、購入前に上下の階のことが少しでも分かっていれば余計なリスクは
減るかもしれません。
もちろん、将来的にどうなるかなんてコトは予測できませんが・・・。
前もって上の階に小さいお子さんが住んでいることが分かっていれば、
ある程度の騒音は覚悟して住むこともできます。
逆にあなたに小さいお子さんがいる場合は下の階とのお付き合いの問題となります。
一般的にお子さんがいないご夫婦や単身者、高齢者や病気の方はお子さんの出す音に対して敏感かもしれません。
お向かいの方も重要ですが、騒音問題から言えば上>下>隣 です。
調べ方は簡単です。
不動産業者に案内されて購入する気になったら、もう一度単独で夜に直上の部屋を訪ねて
聞いてみるのはいかがでしょうか。
「この団地の購入を検討しているのですけど住み心地はどうですか」 というような感じで。
初めて訪れた人にどこまで答えてくれるか分かりませんが、応対に出たひとが
大人の方であればいろんなことの推測が付きます。
それから訪れたときに、ほんのチラッと(ジロジロ見ないで
)玄関の靴の数とか、
部屋のリフォームの状態を観察しておきます。
この情報を元に、あとで年代や家族構成を推理するのです。
まあ、探偵になったつもりで楽しく推理しましょう。
そのためにもカップルで訪れるほうが安心されますし、2人で見ることによって
推理しやすくなります。
その他に集合ポストにテープなどで封がしてあれば空室です。
その団地が気に入ってどうしても2階に住みたいというとき、探すときの参考になります。
ベランダの洗濯物でも年代や家族構成が分かる場合があります。
ポストや電気メーターからも留守がちかどうかも推定が付く場合があります。
これって税務署や探偵、郵便屋さん、宅配屋さん、新聞屋さん、
さらにドロボー(恐)になったつもりで考えるのとそっくりです。
築深の団地にはいろんな人が住んでいます。
たとえば、わが家の近隣の場合でも、独身の中年の男性がいます。
高齢の一人住まいの方もいます。
賃貸として借りている方もいます。
身重の方もいます。
留守勝ちのお宅もあれば、赤ちゃんがいるご家庭もあり、
築30~40年になると、多種多様な年齢の方が住んでいるというのが
おそらく首都圏では当たり前の状況ではないでしょうか。
そして、大なり小なり、ある程度の騒音はマンション住まいでは
当たり前のことで程度問題のように思います。
どこかに書いてありましたが、自分の家の壁をときどき
コツコツたたく音がしてご主人はいつも頭にきていたそうです。
また音がし始めたので、絶対捕まえてやると、怒って原因を調べたら、
風で壁に木の枝が当たっていたということが分かったのです。
それからは、その音がぜんぜん気にならなくなったという話です。
人間って、同じ音でもその原因で気分が変わるということですね。
確かに風鈴の音でも他人の家の風鈴はうるさいと感じる人もいますから、
感覚の違いは近隣関係にも大いに影響します。
つづきます。

築年数の古い公団を購入するときのポイント
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